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お金の流れ

全体像

お金の流れ-全体像

Point

  1. 売上高が確保できるところから考える
  2. 粗利率は商品や事業内容に変更がない限り、通常は毎年ほぼ一定である。
    • ※変動費は売上高の増減に比例して増減する。(承認や材料の仕入れ、外注費など) 1 . 粗利から固定費を引いたものが利益。利益を確保するには、固定費を「粗利 - 利益」以内に抑える必要がある。
    • ※固定費は売上高の増減にあまり関係なく固定的に発生する。よって、売上高が減少すると、自動的に利益は圧縮される。
  3. 利益のうち、1~4割程度を税金として納める。
  4. その他の固定費に組み込まれていた減価償却費は、お金の支出は伴わない費用なので、資金繰りを見るときは繰り戻す。
  5. 税引後利益に減価償却費を加えたもの(本業によるキャッシュフロー)から、設備投資や借入金の返済、次期繰越の資金にあてる。
    • ※実際には、在庫や売掛金・買掛金の増減なども資金繰りに大きく影響を与えるが、図にあらわしにくいため省略。

用語

固定費

売上や販売数の増減に関係なく一定額発生する費用

変動費

売上や販売数の増減に応じて比例的に増減する費用

減価償却費

固定資産(建物、機械、車両など)を使用することで生じる費用の一部です。固定資産の価値が時間の経過とともに減少していくため、その減少分を費用として計上するのが減価償却費です。

計算式

粗利率

粗利 / 売上高 * 100

労働分配率

人件費 / 粗利 * 100