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要件を定義する

UIについて考える

UIは利用者がソフトウェアの良し悪しを判断できるほぼ唯一の箇所であり非常に重要である。

作成する成果

  • ラフイメージまたはモックアップ
  • 画面遷移図
  • 項目の説明

UIを構成する要素

UIを定義するにあたり、最低限以下の要素を押さえる。

  • データ項目
  • 操作項目
  • レイアウト

手順

  1. ラフなイメージを描く
  2. 必要な項目を列挙する
  3. 導線を考える
  4. 操作と機能を盛り込む
  5. ディテールを詰める

UIとしてエラーメッセージ

次の3つの項目を用意する。

  • 現象
  • 原因
  • 対処方法

エラーメッセージ例

電話番号の入力が不正です。
許可されない文字が入力されました。
数字(1~9)またはハイフン(-)のみを使って再入力してください。

機能について考える

ここでいう機能とは要件定義の準備でいう"仕事"のことである。

  • 材料 = 入力
  • 成果 = 出力
  • 活動 = 処理

作成する成果

  • 機能の入出力定義
  • 機能の処理定義

機能を分割する

最終的に1つの成果に結び付くとしても、個別に見ていくと異なる仕事であることがよくある。その場合、別機能として切り出して定義するとよい。

データについて考える

横断的にデータを共有する必要がある。それをデータベースで支える。

ER図を作成してデータベース設計の図面を作成する。

大雑把な手順

  1. エンティティを見出す
  2. リレーションシップを設定する